住まいと、これからの暮らしの相談窓口

高齢者の賃貸住宅と、入居の備え

高齢期の部屋探し、審査と備えを知る。

年金などの収入があり、家賃を払う予定も立てている。それでも、高齢期の部屋探しでは、紹介できる物件や申込みの条件が限られることがあります。家賃の支払いだけでなく、入居後の連絡や支援について確認が必要になるためです。

家主、紹介する仲介会社、管理会社、保証会社は、それぞれ異なる立場で判断します。特に大切な緊急連絡先の役割と、準備できること、公的な支援、これからの住まいの課題を整理しました。

緊急連絡先は、「名前を書ける人がいるか」だけでなく、実際に連絡が取れ、役割を了解しているかを確認します。保証人や、亡くなった後の手続きを担う人とは、役割を分けて考えましょう。

情報確認日:2026年10月7日

終活専門不動産では、今後の住まいと、所有不動産の管理・活用・売却の方針をご相談いただけます。賃貸の募集条件・審査・契約は各募集窓口・関係事業者へ、居住支援や緊急時の支援は自治体・対応する団体等へ確認します。

暮らしと、入居を支える関係者のつながり 部屋の鍵、本人、家主・仲介・管理・保証の役割、連絡メモを抽象的に描いたイメージです。本人の希望と入居後の暮らしを中心に、確認を進めるつながりを表しています。 暮らしと連絡 本人の暮らし 家主仲介 管理保証 希望する暮らしと、確認する役割を整理する
本人の暮らしと、入居を支える関係者のつながりを表したイメージです。
家主・仲介・管理・保証会社の確認を分ける
緊急連絡先と、入居後の支援を整理する
条件を確認し、公的な相談先にもつながる
01 / 借りにくい理由

借りにくさは、複数の確認が重なるため

家賃を払えるかと、入居後の対応を確認する

国土交通省は、賃貸人の懸念として、家賃滞納、居室内での死亡、死亡後の残置物処理等を挙げています。高齢者の部屋探しでは、こうした不安に対して、連絡や支援の方法があるかを確認する場面があります。

年齢だけで全員が同じ条件になるわけではありません。物件、家主の方針、管理の体制、利用する保証、本人の収入や暮らし、支援の状況により、募集条件や確認の内容は異なります。

参考:国土交通省「住宅セーフティネット制度」。以下の表は、確認事項を当社が整理したものです。

確認する側の気がかり部屋探しで整理したいこと
家賃を継続して支払えるか収入と家賃・生活費の見通し、提出できる資料。
連絡が取れないときにどうするか緊急連絡先、連絡の順番、利用している見守り等の支援。
体調や暮らしが変わったときの対応本人が必要とする支援、相談先、連絡を共有する範囲。
亡くなった後の契約や家財相続人等との連絡、必要に応じた死後の契約・家財の扱いの準備。
建物や管理体制で対応できるか階段・設備、管理の範囲、外部の支援との役割分担。

申込みのどの段階で止まっているかを確かめる

物件を紹介できない段階、申込書や資料をそろえる段階、家主・管理・保証の確認段階では、次に確かめることが異なります。募集窓口に「どの条件がまだ確認できていないか」「追加で用意できるものはあるか」を聞いてみましょう。

ただし、審査の詳しい理由がすべて開示されるとは限りません。一つの物件の結果だけで、地域のすべての住宅が借りられないと考えず、条件と相談先を見直すことも大切です。

02 / 4つの立場と審査

家主・仲介・管理・保証会社、それぞれの立場

同じ窓口でも、役割を兼ねている場合があります

一つの会社が仲介と管理を担う場合もあり、実際の関係は物件ごとに異なります。以下は一般的な役割の整理です。募集条件や審査の方法は、各物件・契約・事業者へ確認してください。

立場主に担うこと確認しやすい論点
家主・貸主住宅を貸し、契約条件や受入れの方針を判断する。支払い、住宅の管理、入居中・死亡後の対応をどう備えるか。
紹介する仲介会社希望を聞き、物件の紹介と申込み・契約の手続きを案内する。紹介できる物件、募集条件、必要資料、関係者への確認。
管理会社家主との契約に基づき、家賃や建物・入居中の連絡等を管理する。連絡先、日常と緊急時の管理範囲、外部支援との連携。
家賃債務保証会社保証契約の範囲で、家賃等の債務の保証を担う。保証の申込条件、必要資料、保証範囲、保証料、連絡先。

表は関係者へ質問するための当社の整理です。募集窓口で、誰がどの確認を行うかを確かめてください。

参考:国土交通省「最終とりまとめ」案参考資料の契約関係図。契約関係の違いを参考にした一般的な整理です。個々の業務範囲や現在の申込条件は、各窓口に確認します。

家主の立場:長く貸せる見通しを確認したい

家主は、家賃の支払いに加え、住宅を管理し続けられるか、緊急時や死亡後に誰と連絡を取るかを考えます。心配の内容を具体的に確認し、見守り、保証、死後の準備等がどこまで対応するのかを整理することが重要です。

高齢であることと、必要な支援や本人の暮らし方は一律には結び付きません。本人の希望と状況を聞き、物件の管理体制に合う支援を検討する視点が大切です。

仲介会社の立場:募集条件に合う物件を探す

仲介会社は、家主や管理会社の募集条件と、本人の希望を照らして紹介を進めます。窓口の担当者だけで、家主・管理・保証の条件を変更できるとは限りません。

地域、家賃、階数、設備、入居時期の優先順位を伝え、「高齢者の申込みを確認できる物件」「支援の利用を相談できる物件」があるかを聞いてみましょう。物件探しと並行して、居住支援の相談先を利用する方法もあります。

管理会社の立場:入居後の連絡と対応を整える

管理会社が対応することは、家主との委託契約や物件の体制によって異なります。設備の不具合、家賃、近隣からの連絡等の管理と、医療・介護・生活支援を同じサービスとして扱わないことが必要です。

日常の連絡、本人と連絡が取れないとき、支援が必要になったときに、誰へつなぐかを確認します。見守りがある場合も、頻度、対応時間、異常時の連絡、別途費用を確かめましょう。

保証会社の立場:保証の条件と契約範囲を確認する

家賃債務保証は、本人のすべての生活上の対応を引き受ける仕組みではありません。物件で利用する会社、申込条件、提出する資料、保証する範囲、更新や追加費用を確認します。

審査や取扱いは、会社・物件・契約で異なります。年金等の収入をどの資料で示すか、緊急連絡先に何を求めるか、連帯保証人が必要かも、募集窓口を通して確かめてください。保証会社の登録制度と、住宅確保要配慮者向けの認定制度も区別して確認します。

参考:国土交通省「家賃債務保証業者登録制度」。各立場への質問と確認点は当社の整理です。

03 / 緊急連絡先の役割

緊急連絡先は、保証人と役割を分けて考える

大切なのは、実際に連絡できる仕組み

体調の急変、本人と連絡が取れない、室内や契約について相談が必要。こうした場面で誰へ連絡できるかは、入居後を支える大切な準備です。

連絡先として名前を書くだけでなく、本人と連絡先になる人の間で、何の連絡を受け、どのような対応ができるかを共有しましょう。家主・管理・保証等が求める条件と、連絡先本人が了解した役割を照らして確認します。

役割主に確認すること取り違えないこと
緊急連絡先異常時や本人と連絡が取れないとき等に、連絡を受ける人・窓口。連絡先に記載されたことだけで、家賃等の保証や財産処分の権限が生じるわけではない。
連帯保証人保証契約に基づき、一定の債務について責任を負う人。連絡だけを受ける役割と、支払いの責任は異なる。契約内容を確認する。
家賃債務保証会社保証契約で決めた債務の保証。医療・介護、日々の見守り、死後の手続きをすべて担うとは限らない。
身元保証等のサービス契約で定めた保証や支援等を担う。名称だけで役割は決まらない。責任の範囲、支援内容、費用を確認する。
見守り・生活支援の担当契約・制度の範囲で、安否確認や生活支援等を行う。対応時間、内容、費用、異常時の連絡先を確認する。
死後の事務・家財を扱う人契約や法的な権限に基づいて、必要な手続きを行う。緊急連絡先や管理担当であることだけで、残された家財を自由に処分できるとは扱わない。

表は役割の違いを確かめるための整理です。同じ人や団体が複数の役割を担う場合も、それぞれの契約・同意・権限を確認してください。

連絡先を頼むときの確認メモ

  • 本人と連絡先になる人が、記載と連絡の利用を了解しているか。
  • 電話番号や住所が正しく、変更したときの届出方法が分かるか。
  • どの場面で連絡が来るか、誰から連絡するかを説明しているか。
  • 連絡を受けられる時間と、難しい時間・対応を確認しているか。
  • 遠方の場合に、現地へ行ける範囲や、別の支援につなぐ方法があるか。
  • 一人と連絡が取れないときの順番や、代わりの窓口を相談しているか。
  • 共有する情報、本人の同意、支援の費用や契約を確認しているか。

確認メモは当社の提案です。すべての物件で、同じ内容や現地対応が求められるわけではありません。必要以上の役割を引き受けたつもりにならないよう、書面の名称と内容を確かめましょう。

親族に頼みにくいときは、申込みの前に相談する

親族がいない、遠方で対応が難しい、頼みづらい場合もあります。友人等を認めるか、法人や支援団体を連絡先にできるかは、物件や保証の条件によって確認します。利用できる支援は、居住支援法人等へ早めに相談してください。

2025年10月に始まった認定家賃債務保証業者制度では、住宅確保要配慮者との契約で、緊急連絡先を親族等の個人に限定しないことや、家賃債務の保証人を求めないこと等が認定基準に含まれます。ただし、すべての保証会社や物件を無条件に利用できる制度ではありません。利用する会社と対象住宅、申込条件を確認しましょう。

出典:国土交通省「認定家賃債務保証業者制度」。

亡くなった後の準備は、連絡先とは別に確認する

通常の賃貸借では、借りている人が亡くなったことだけで、契約や家財の権利が当然に消えるわけではありません。管理会社や緊急連絡先が、自由に契約を終わらせ、家財を処分できると考えないようにします。

国土交通省・法務省は、死後の賃貸借契約の解除と残置物の処理等を準備するためのモデル契約条項を示しています。あらかじめ頼む人、処分する物・残す物、費用、権限を確認する仕組みで、すべての入居者へ一律に義務付けるものではありません。

出典:国土交通省「残置物の処理等に関するモデル契約条項」、同モデル契約条項の公表・背景。

死後の手続きや保証等のサービスを契約する場合は、内容、料金、解約・返金、預けるお金の管理等も確認します。賃貸の申込みと、別の支援契約をまとめて急いで決めないようにしましょう。

参考:消費者庁「高齢者等終身サポート事業の注意点・ガイドライン」。

終身サポート事業と契約の注意点を見る

04 / 申込み準備6ステップ

部屋探しの前に進める6つのステップ

以下は申込みを準備するために当社が整理した進め方です。資料をそろえたことや支援を利用したことだけで、入居や保証の審査が必ず通るわけではありません。

  1. 本人の希望と、住まいの条件を整理する

    住みたい地域、家賃、設備、階数、通院や買い物のしやすさ、入居時期を確認します。本人の希望を中心に、譲れない条件と見直せる条件を分けましょう。

  2. 家賃と暮らしの予算を確かめる

    年金等の収入と、家賃・共益費・光熱費・生活費の見通しをまとめます。初期費用、保証料、更新、見守り等の支援にかかる費用も確認し、提出を求められる資料を窓口へ聞いてください。

  3. 緊急連絡先と、入居後の支援を相談する

    連絡先になる人の同意と、実際に連絡を受ける方法を確認します。親族に頼みにくい場合や支援が必要な場合は、居住支援法人等へ相談し、利用できる内容・費用・条件を確かめましょう。

  4. 窓口で、物件と保証の条件を確かめる

    高齢者の申込み、緊急連絡先、保証会社、必要資料等について、募集窓口へ確認します。家主・管理・保証のどの確認が必要かを分け、公的な住宅情報や相談先も併せて検討してください。

  5. 契約・支援・死後の準備を読み分ける

    賃貸借、家賃債務保証、見守り等の支援、必要に応じた死後の事務は、契約の内容を分けて確認します。何を頼み、誰が担い、いくらかかるか、変更・解約の方法も書面で確かめましょう。

  6. 入居後の連絡と、見直す方法を決める

    連絡先や支援の内容が変わったときの届出方法、異常時の連絡の順番、費用の支払いと更新を確認します。入居後も本人の希望や体調・暮らしの変化に合わせて、必要な支援を相談してください。

相談前にまとめる、本人の住まいメモ

整理することメモの例
住まいの希望地域、家賃、設備、時期、通院や生活上の希望。
収支・費用収入、家賃等の予算、初期費用、利用する支援の費用。
緊急連絡先本人の同意、連絡先、役割、難しい対応と代わりの相談先。
支援の状況利用中のサービス、連絡する窓口、必要な範囲の共有事項。
申込みの条件物件・保証の条件、提出する資料、未確認のこと。

メモは当社の確認例です。健康や生活に関する情報も、必要な範囲、利用目的、共有する相手を確かめて伝えましょう。

05 / これからの社会課題

単身高齢者の増加から、住まいの社会課題へ

将来推計では、高齢者の単独世帯が増える見通し

国立社会保障・人口問題研究所の2024年推計では、世帯主が65歳以上の単独世帯は、2020年の約738万世帯から、2050年には約1,084万世帯になると推計されています。

時点65歳以上の単独世帯数値の位置付け
2020年約738万世帯2020年国勢調査等に基づく、2024年推計の基準値。
2050年約1,084万世帯2024年推計による将来の見通し。確定値ではない。

出典:国立社会保障・人口問題研究所「日本の世帯数の将来推計・2024年推計の概要」表4。原表は千世帯単位で2020年7,378、2050年10,839。万世帯に換算し、四捨五入しています。基準は2020年国勢調査の不詳補完結果等で、2025年国勢調査の確定値ではありません。

この数値は持ち家等も含む世帯の推計で、すべてが賃貸住宅を探す人の数ではありません。また、一人暮らしであることと、親族や支援する人がいないことは同じではありません。

部屋を探す人だけの準備では、対応しきれない課題

単独世帯が増える中では、住まいと連絡・生活支援を一緒に検討する場面が増えると考えられます。家族が遠方、支援を担う人も高齢、住み替え先が限られる等の状況では、本人の努力だけで条件をそろえることが難しい場合があります。

以下は、公的な推計と住宅政策を踏まえた当社の考察です。個々の地域や物件で同じ変化が起こることを予測するものではありません。

住宅と福祉の連携が必要になる流れ

  1. 一人暮らしの高齢者が増える。 住み替えや借り替えが必要になったとき、本人が暮らし続けられる住宅と支援を、地域で用意することが大切になります。
  2. 親族だけでは役割を担いきれない場面がある。 家族が遠方、頼れる人も高齢などの場合、緊急時の連絡や現地対応を、家族だけに任せることが難しくなります。
  3. 連絡・支援の不足が、部屋探しの条件とぶつかる。 支払いの見通しがあっても、連絡や対応の方法が整わなければ、紹介できる物件や申込みの選択肢が限られる場合があります。
  4. 住まいの確保と、入居後の支援を一緒に整える必要がある。 住宅、保証、見守り、福祉、死後の準備をつなぐ仕組みが、本人の住まいの選択と、貸す側の備えの両方を支えます。
社会として整えたいことつなげて考える理由
高齢者が選べる住宅の情報本人の希望や暮らしに合う物件と、受入れ条件を知るため。
緊急時の連絡と日常の支援親族だけに役割を集中させず、実際に使える支援を整えるため。
貸す側の不安への対応保証、見守り、死後の準備等を分け、受入れを検討できるようにするため。
住宅と福祉の連携入居の成立だけでなく、暮らし続ける支援につなぐため。

2025年には、住宅と支援をつなぐ制度が始まりました

改正住宅セーフティネット法は、2025年10月1日に施行されました。居住サポート住宅の認定や、住宅確保要配慮者が利用しやすい家賃債務保証等の整備が進められています。

住まいの確保は、これから初めて生まれる課題というより、すでに対応が始まっている課題です。入居する人の希望と、貸す人が備えたいことを、住宅・福祉・地域の仕組みでつなぐことが求められます。

参考:国土交通省「令和6年改正住宅セーフティネット法」。制度の方向を踏まえた説明は当社の整理です。

国勢調査から考える住まいの終活を見る

06 / 住宅と支援の制度

支援制度と住まいの選択肢を知る

登録・認定と、空室・入居条件を区別する

仕組み・相談先主な役割利用前に確かめること
セーフティネット登録住宅登録した範囲の住宅確保要配慮者の入居を拒まない賃貸住宅を、登録・情報提供する。高齢者が受入れ対象か、空室、家賃、設備、申込条件。
居住サポート住宅安否確認、見守り、必要な福祉サービスへのつなぎ等と、住宅を組み合わせる。支援の内容・頻度・費用、対象、空室、入居条件。
居住支援法人・居住支援協議会地域で入居や暮らしに関する相談・情報提供・連携等を行う。対応地域、相談・同行・支援等の範囲、費用、利用条件。
認定家賃債務保証業者要配慮者が利用しやすい条件等を満たす保証業者を、国が認定する。対象の住宅、申込条件、保証範囲と費用。通常の登録制度との違い。
公営住宅・高齢者向け住宅等住宅ごとの条件で、住まいの選択肢となる。所得・年齢等の条件、募集、空室、費用、支援やサービスの内容。

表は探し方の整理です。公的な登録・認定があることと、現在の空室や、本人の入居・保証の申込みが受け付けられることは、分けて確認してください。

参考:国土交通省「住宅セーフティネット制度」、居住サポート住宅の概要、居住支援法人の案内、居住サポート住宅情報提供システム。住宅情報には、現在の入居状況等が掲載されていない場合があります。

検索した後は、入居に関する窓口へ確認する

セーフティネット登録住宅を探す

居住サポート住宅を探す

希望地域の住宅情報を見つけたら、受入れ対象、募集状況、保証、連絡先、支援費用を、掲載された窓口へ確認しましょう。自治体や居住支援法人等に、地域で使える支援も相談できます。

認定保証の制度も、対象と条件を確かめる

認定家賃債務保証業者が、正当な理由なく保証を拒まないこととされる対象は、居住サポート住宅に入居する住宅確保要配慮者です。すべての物件・すべての保証会社・すべての申込みに同じ扱いが及ぶものではありません。

出典:国土交通省「認定家賃債務保証業者制度」。認定の主体・条件と、実際に物件で利用する保証を確認してください。

貸す側も、支援との役割分担を確認する

家主や管理会社が高齢者の受入れを検討するときは、保証、連絡、見守り、死後の準備を、どの人・団体がどこまで担うか整理します。本人の尊厳と意思を大切にしながら、担当や費用、連絡の方法を明確にしておくことが、双方の不安を話し合う土台になります。

07 / ご相談の前に

よくあるご質問

高齢であることだけで、すべての賃貸住宅に申し込めませんか?

すべての住宅で同じ条件になるわけではありません。物件の受入れ対象、家主・管理・保証の条件を確認します。紹介できる物件が少ない場合も、自治体や居住支援法人等へ、地域の選択肢を相談できます。

年金や貯蓄があれば、審査は通りますか?

支払いの見通しに加え、募集条件、保証、緊急連絡先等の確認があります。必要な資料と条件は物件・会社で異なり、年金や貯蓄があることだけで結果を保証することはできません。

緊急連絡先は、連帯保証人と同じですか?

役割が異なります。緊急時に連絡を受けることと、保証契約に基づく支払いの責任を負うことは、分けて確認します。同じ人を記載する場合も、引き受ける役割と契約内容を本人に説明してください。

緊急連絡先を頼める親族がいないときは、どうしたらよいですか?

親族以外の人や法人等を利用できるか、募集窓口と保証の条件を確認します。居住支援法人等へ、地域で使える支援を早めに相談しましょう。すべての物件で同じ対応が認められるわけではありません。

保証会社を利用すれば、見守りや死後の対応もしてもらえますか?

家賃債務保証と、見守り・生活支援・死後の事務は役割が異なります。付帯サービスがある場合も、対応する内容、費用、条件、契約と権限を個別に確認してください。

亡くなったら、管理会社が家財を処分してくれますか?

管理していることだけで、家財を自由に処分できるとは扱えません。相続や契約、権限を確認する必要があります。事前に準備する場合は、モデル契約条項等を参考に、対応する専門家や支援団体へ相談してください。

セーフティネット住宅や認定保証なら、必ず入居できますか?

登録・認定と、現在の募集や申込条件は分けて確認します。受入れ対象、空室、家賃、保証、支援の条件を掲載窓口へ聞いてください。制度だけで、すべての入居・保証が無条件に成立するわけではありません。

終活専門不動産には、どのようなことを相談できますか?

当社では、今後の住まいと、所有不動産の管理・活用・売却の方針をご相談いただけます。賃貸の募集・紹介・審査や、緊急連絡先・保証・支援の利用は、それぞれの窓口に条件と対応内容を確認します。ご希望と地域を伺い、まず相談することを整理しましょう。

FAQは本文の確認事項を基に当社が整理しました。募集・審査・契約の条件、支援内容、死後の権限等は、物件と状況に応じて各窓口・対応する専門家へ確認してください。

08 / 相談先と当社の役割

支える仕組みも含めて、相談先につながる

相談したいこと主な相談先
物件の募集、紹介、申込みの資料・条件各物件の募集窓口、不動産仲介会社。
家主・管理・保証の確認と、契約の内容募集窓口、管理会社、利用する保証会社等。
住宅情報、入居や緊急連絡先の支援自治体の住宅・福祉窓口、居住支援法人・居住支援協議会等。
入居後の見守りや生活・介護の支援地域の福祉窓口、地域包括支援センター、対応する支援団体等。
保証・終身サポート等の契約や料金のトラブル消費生活センター。消費者ホットライン188で相談先の案内を受けられます。
相続・死後の契約や家財処分の権限弁護士・司法書士等、内容に対応する専門家。
今後の住まい、所有不動産の管理・活用・売却終活専門不動産。

ご本人の希望と、今の気がかりからお聞かせください

持ち家から賃貸への住み替えを考えている。実家をどうするかと、今後の住まいを一緒に整理したい。高齢の親が暮らす場所や、連絡・支援の準備が気になっている。まず、希望する暮らしと現在の状況をお聞かせください。

終活専門不動産では、住まいの今後と、所有不動産の管理・活用・売却の方針をご相談いただけます。賃貸の条件や保証、生活支援等は対応する窓口へ確認しながら、必要な相談を整理しましょう。

希望地域、住まいの予算、本人の希望、現在の利用状況、連絡先や支援について困っていることを、分かる範囲でメモしておくと話しやすくなります。

住まいの今後を相談する

電話で相談する 03-6416-9057

営業時間:9:00〜18:00

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